『抱く{HUG}』上映会
2019年3月30日(土)
12:30~13:45
あの日から変わってしまったこの空の下で、君を抱きしめる——。 生まれてくる命のために、私はどんな未来を描けるのだろう。 これは、わが子とその未来を守る母の、愛と絆の記録。 「あなたを全力で守るから。だからどうか、無事に生まれてきてください。」
そう言って自分のおなかを優しく抱きしめる母。 映画『抱く{HUG}』は、新しい命と、強く美しい母の愛が生まれる瞬間を捉えた、感動のドキュメンタリーです。 監督は、これまで一貫して環境問題や逆境に生きる人々に焦点を置いた作品を発表してきた海南友子。次なる取材地に福島を選び、3.11直後に原発4キロ地点にまで肉薄して取材をしていた海南監督は、その矢先に妊娠していることに気づきます。不妊治療の末、とうに諦めていた初めての妊娠でした。 水を飲み、大きく息を吸うたびに赤ちゃんへの影響が心配になる。福島で出会った母たちの苦しみが、そのまま自分のものとなりました。そして、生まれてはじめて自分にカメラを向ける決心をするのです。 40歳での初めての出産、そして放射能の不安との闘いの日々。壮絶なつわり、緊急搬送されるまでの激痛。これは年齢のせいなのか、それとも放射能の影響なのか。取材を続けるべき?それとも? 監督は、迷い、苦しみながら自身にカメラを向け続けます。何もかもが変わってしまったこの世界で、母となる意味を記録する為にーーーー。 ここに、ひとりの母親による心揺さぶる魂の記録が誕生しました。
2019年3月30日(土) 12:00 開場 12:30~13:45 映画『抱く{HUG}』上映
■上映会参加費 一般 1,000円
■会場
studio awai(スタジオあわい)
西宮市田中町4−9あんのん舘2F (阪神西宮駅南側すぐ)
■申込方法 ▷フォーム
■協力 あんのん舘・studio awai ■主催・お問い合せ トランジション西宮
*上映会終了後に別イベントが開催されます(上映会参加申込フォームよりお申込みいただけます)
「ふつうの暮らしとはなにか:8年目の福島緊急レポート」
福島の原発事故から8年、避難元の福島はどんな状況なのでしょうか? 2019年2月、心不全で亡くなられたお父さまのご葬儀のために福島に帰還された加藤裕子さん。
原発事故当時ご自宅があった近隣の放射線量を測定されたところ、0.20マイクロシーベルト(原発事故前の5倍)を測定。その上目の前の空き地には除染袋の山...。近づくと放射線量がググッと上昇したそうです。
それは「ふつうの暮らしなのか?」と問わざるを得ない、考えざるを得ない事象が報告され、提起されるようです。
皆さんとともに「ふつうの暮らしとは何か?」「私たちは何を知り何をする必要があるのか?」について原発事故8年目にあたり、ディスカッションしたいと思います。 【日時】 2019年3月30日(土)14:15~16:30 【会場】 あんのん館 (阪神西宮駅西出口から南西へ徒歩3分) 【内容】 14:15~15:15 ふつうの暮らしとはなにか:8年目の福島緊急リポート by 加藤裕子さん
15:15~16:30 参加者とのディスカッション(お茶付き)
【参加費】 500円(お茶付き)
【定 員】 25名
※当日参加も可能ですが人数把握のため下記メール宛にご予約いただければ幸いです。 【主催】 母子避難者に寄り添う会 【問合せ】事務局 チェイス洋子 E-mail:oceanchild10@gmail.com
■予告編